AIでスライムを作ったら別の生き物になった

AI制作ログ・研究記録

AIを使って画像を作るようになってから、いろいろな実験をしている。
ファンタジーのキャラクターやRPGの世界観をAIで作れるのか、というテーマで試してみることが多い。

その中で、ある日ふと思った。

「ドラクエのスライムをAIで作ったらどうなるんだろう?」

スライムといえば、RPGの中でも最も有名なモンスターの一つだ。
青い体、丸いフォルム、そしてシンプルな表情。ゲームを知らない人でも見たことがあるくらい、象徴的な存在だと思う。

形もシンプルなので、AIでも簡単に作れるのではないかと思った。


AIにスライムを作らせてみる

さっそくAIに画像生成をお願いしてみた。

「青いスライムのモンスター、ファンタジーRPG、かわいいモンスター」

そんな感じのプロンプトを入力してみる。

すると、AIはすぐに画像を生成してくれた。

しかし、表示された画像を見て少し驚いた。

確かに青いモンスターではある。
丸い形でもある。

でも、どこか違う。

目が多かったり、体がドロドロしていたり、まるで別の生き物のようなデザインになっていた。

自分が思い描いていた「スライム」とは、かなり違う。


AIが理解しているスライム

よく考えてみると、AIは「ドラクエのスライム」というキャラクターをそのまま再現するわけではない。

AIが理解しているのは、

「スライム=粘液のモンスター」

というイメージだ。

つまり

・ドロドロした生き物
・粘液の塊
・不定形モンスター

こういったイメージをもとに画像を作っている。

そのため、ドラクエのような「かわいいスライム」ではなく、少しリアルで気持ち悪いモンスターが出来上がることがある。


何度か試してみる

プロンプトを少し変えて、何度か試してみた。

例えば

「かわいいスライム」
「シンプルなスライム」
「丸い青いモンスター」

など。

すると、少しずつイメージに近づく画像が出てくることもあった。

しかし、それでも完全に自分の思い描くスライムにはならない。

どこか違う生き物のように見える。

この結果を見て、AIの面白さと難しさを感じた。


AIはイメージを再構成する

AIは、人間のように「特定のキャラクター」をそのまま理解しているわけではない。

大量の画像データから

・形
・色
・雰囲気

を学習し、それらを組み合わせて新しい画像を作る。

つまりAIが作るスライムは、どこかで見た「粘液モンスター」のイメージを混ぜ合わせたものになる。

そのため、ドラクエのスライムに似ているようで、少し違う生き物になるのだ。


AI制作の面白さ

今回のスライム生成は、ある意味では失敗だった。

自分が想像していたスライムとは違うものが出来上がったからだ。

しかし、この「思い通りにならない感じ」もAI制作の面白いところだと思う。

プロンプトを少し変えるだけで、全く違う結果が出る。
時には予想外のデザインが生まれる。

それを見ながら

「どうすればイメージに近づくのか」

を考えるのも、AI制作の一つの楽しみなのかもしれない。


AIとゲームデザイン

もしAIを使ってRPGの世界を作るとしたら、このスライムの問題は意外と重要かもしれない。

ゲームには「象徴的なキャラクター」がある。
スライムのような存在だ。

そのキャラクターをAIがどこまで再現できるのか。
それとも、AIならではの新しいデザインが生まれるのか。

今回の実験は、小さな試行錯誤ではあるが、AIとゲームデザインの関係を考えるきっかけになった気がする。

AIでスライムを作ろうとして、別の生き物が出来てしまった。

しかしそれも、AI制作の研究ログとしては面白い記録なのかもしれない。

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