宝箱を抱えたままリレミトできるのはなぜ?AIが「荷物も一緒に脱出できる仕組み」を考察

AIゲームシステム再設計

ドラゴンクエストの世界で、ダンジョン探索をするときに便利な呪文の一つが「リレミト」だ。

洞窟や塔の奥まで進んだあと、入口まで長い道のりを歩いて戻らなくても、一気に脱出できる。

ゲームをプレイしていると当たり前のように使っているが、現実世界の視点で考えると、かなり不思議な魔法でもある。

以前、「リレミトは何人まで同時に脱出させられるのか?」というテーマを考えた。

そこで、もう一つ疑問が出てきた。

宝箱から手に入れたアイテムは、なぜリレミトを使っても一緒についてくるのだろうか?

剣や盾なら装備品なので分かる。

しかし、大量の金貨や鉱石、大きな宝箱を抱えていた場合はどうなるのだろう。

今回は、リレミトが人間だけでなく「荷物」まで運べると仮定して、その仕組みをAI的に考察してみたい。

※本記事はドラゴンクエストを題材にした非公式のAI考察です。作品内で明示されていない部分については、世界構築のための独自仮説を含みます。

リレミトが人間だけを移動させるなら荷物が残ってしまう

まず、一番単純なリレミトを考えてみる。

「術者と仲間の身体だけをダンジョンの外へ移動させる魔法」

もしこの仕組みなら、大きな問題が起きる。

服はどうなるのか。

剣はどうなるのか。

盾は?

財布は?

道具袋は?

冒険中に手に入れたアイテムは?

人間の身体だけを厳密に判定して移動させるなら、装備品や衣服がダンジョン内に残ってしまう可能性がある。

これでは実用的な脱出魔法とは言えない。

そのためリレミトには、術者や仲間だけではなく、その人物が所有・装備・携帯している物までまとめて認識する機能があると考えるのが自然だ。

ここから一気に面白くなる。

AI仮説では「所持品判定」が存在する

今回のAI考察では、リレミトには、

人物判定+所持品判定

という二つの仕組みがあると仮定してみたい。

術者がリレミトを唱える。

魔法は最初に術者と仲間を認識する。

次に、それぞれの人物が持っている装備品や荷物を判定する。

剣。

盾。

鎧。

薬草。

財布。

道具袋。

そしてダンジョンで発見した宝物。

これらを一つの「移動対象」としてまとめて外へ運ぶ。

そう考えれば、冒険者が装備品を失わずに脱出できることを説明しやすい。

しかし、ここで問題になるのがどこまでを所持品と認識するのかだ。

宝箱を持ち上げれば「所持品」になるのか?

小さな宝石なら簡単だ。

ポケットや道具袋に入れていれば、明らかに携帯品だろう。

では、大きな宝箱はどうだろう。

床に置いてある宝箱に手を触れているだけ。

これは所持品なのか。

おそらく違う。

では、両手で抱えていたら?

今度は一緒に移動する可能性が高くなる。

そこで今回の仮説では、

術者または仲間が自力で携帯している物はリレミトの対象になる

というルールにしてみる。

宝箱を床に置いている状態では対象外。

持ち上げれば対象。

背負っていても対象。

袋に入れていればもちろん対象。

非常にゲームらしいルールだが、現実世界にリレミトが存在しても分かりやすい。

100kgの宝箱でも運べるのか?

ここからさらに難しくなる。

宝箱の中に金貨が大量に入っていて、重量が100kgあったらどうなるだろう。

力持ちの戦士がなんとか持ち上げる。

その瞬間に魔法使いがリレミトを唱える。

100kgの宝箱も外へ出られるのだろうか。

もし可能なら、リレミトは脱出魔法だけではなく物流魔法になる。

鉱山で採掘した鉱石を箱に詰める。

力自慢の作業員が持つ。

リレミトを使う。

これだけで地上まで運べてしまう。

トロッコもエレベーターも必要なくなる可能性がある。

そのため、世界設定としては重量制限があったほうが面白い。

AIが考える重量制限は「本人の体重まで」

では、どれくらいが適切なのか。

今回は独自ルールとして、

一人につき、その人自身の体重と同程度までの荷物

を安全に運べると仮定してみる。

体重70kgの冒険者なら、荷物70kg程度まで。

体重50kgなら50kg程度。

これは公式設定ではなく、あくまでAIによる世界構築用の数字だ。

この程度なら武器、防具、道具袋、宝物を持った普通の冒険には十分だろう。

しかし金塊500kgを一人で持って脱出することはできない。

便利だが無制限ではない。

このくらいの制約があったほうが、魔法としてのバランスも取りやすい。

4人パーティーなら280kg運べる?

ここで面白い計算ができる。

仮に4人の冒険者が全員70kgで、それぞれ自分の体重と同じ70kgまで荷物を運べるとする。

すると、

70kg × 4人=280kg。

パーティー全体で最大280kg程度の荷物をリレミトで持ち出せることになる。

ダンジョン探索として考えれば相当な量だ。

宝石や金貨のように、小さくて価値の高い物なら一度に莫大な財産を運べる可能性もある。

すると冒険者にとって重要なのは、戦闘能力だけではなくなる。

「どれだけ宝物を持ち帰れるか」

という運搬能力まで、パーティー編成に影響してくる。

力の強い戦士が意外なところで重要になるかもしれない。

宝箱そのものを持ち帰る意味はある?

ここで冷静に考えると、そもそも宝箱そのものを持ち帰る必要があるのかという疑問も出てくる。

欲しいのは箱ではなく中身だ。

宝箱が重いなら、その場で開けて中身だけ道具袋へ移せばいい。

金貨。

宝石。

武器。

貴重な道具。

これだけを持ち帰れば、箱の重量を節約できる。

つまりリレミトに重量制限がある世界では、ダンジョン攻略後に、

「何を持ち帰り、何を捨てるか」

という判断が非常に重要になる。

価値の低い鉄製品を捨て、高価な宝石を優先する。

これは現実の登山や探検に近い。

冒険者には戦闘力だけでなく、荷物管理能力も必要になる。

宝箱に触れているだけで移動できたら危険

別の仮説も考えてみよう。

もし「触れている物なら何でもリレミトできる」というルールだったらどうなるか。

これはかなり危険だ。

巨大な岩に触れる。

リレミトする。

岩ごと外へ移動する。

壁に触れる。

リレミトする。

壁の一部まで外へ移動する。

極端に言えば、城の柱や地下施設の設備まで持ち出せるかもしれない。

これでは脱出魔法ではなく、建物を破壊できる魔法になってしまう。

だから「接触しているか」だけではなく、

携帯可能な独立した物体であること

という条件も必要になりそうだ。

宝箱は独立した物なので対象。

洞窟の壁は地形の一部なので対象外。

このルールなら比較的きれいに説明できる。

モンスターを抱えていたらどうなる?

さらに問題がある。

荷物を持っていけるなら、生き物はどうなのだろう。

たとえば小さなモンスターを冒険者が抱えている。

その状態でリレミトしたら、一緒に外へ出るのか。

単純な重量判定だけなら出られることになる。

しかしリレミトに「仲間判定」が存在するなら、敵対している生物は除外される可能性もある。

そこでAI仮説では、

人間やモンスターなどの生物=仲間判定。

剣や宝箱などの物体=所持品判定。

という二段階に分けたい。

これなら敵モンスターを偶然つかんでいたからといって、外へ連れてきてしまう事故を防げる。

魔法は思った以上に賢い。

リレミトが物流革命を起こす可能性

ここまで考えると、リレミトの本当の価値が見えてくる。

リレミトは単なる「冒険を楽にする呪文」ではない。

荷物も一緒に運べるなら、地下産業に革命を起こす可能性がある。

鉱山で採掘した宝石や希少金属を、作業員が持てるサイズに分ける。

複数人に分散して持たせる。

そしてリレミトする。

地下から地上までの輸送工程を大幅に短縮できる。

もし重量制限が緩ければ、リレミトを使える人は冒険者より物流会社から高額で雇われるかもしれない。

以前考えた「リレミト救助士」とは別に、

リレミト運搬士

という職業が生まれる可能性まである。

まとめ|宝箱まで運べるならリレミトは想像以上に高度な魔法

宝箱を抱えたままリレミトできるのはなぜなのか。

今回のAI考察では、

リレミトは人間だけではなく、その人物が携帯している所持品まで一つの移動対象として認識している

という仮説を立ててみた。

ただし無制限ではない。

今回の独自設定では、一人あたり本人の体重程度までを安全な荷物量とした。

さらに、

床に置いた宝箱は対象外。

持ち上げた宝箱は対象。

洞窟の壁や巨大な構造物は対象外。

生物については別途「仲間判定」が必要。

こうしたルールを設定すると、リレミトという一つの呪文から、かなり複雑な世界が見えてくる。

そして一番興味深いのは、荷物を運べると分かった瞬間、リレミトが「脱出魔法」から「輸送技術」に変わることだ。

冒険者を救うだけではない。

鉱石を運ぶ。

宝物を運ぶ。

地下産業を支える。

物流を変える。

ゲームでは一瞬で終わるリレミトにも、現実社会の視点を持ち込めば、これだけの可能性がある。

次に考えたくなるのは、

「リレミトに重量制限はある?最大何kgまで運べるのか?」

という問題だ。

人数の次は重量。

ここまで考えると、リレミトはドラゴンクエスト世界でもかなり奥深い魔法なのかもしれない。

※本記事は「ドラゴンクエスト」シリーズを題材にした非公式のファン考察です。「本人の体重まで」「所持品判定」「リレミト運搬士」などは公式設定ではなく、AIを利用した仮想世界の設定・考察です。

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